MVアグスタは限定生産モデル「BRUTALE（ブルターレ）800 RR LH44」の販売を2019年6月より開始した。

同製品はF1パイロットのルイス・ハミルトンとMV AGUSTA・デザインセンターの共同作業により生み出されたモデルとなっており、特別仕様のカーボンパーツ、セラミックコーティングされたエグゾースト、軽合金ビレットパーツなどの豪華なパーツが奢られる。生産数はわずか144台。各車両には限定モデルの証であるシリアルナンバーが刻まれている。価格は324万円（税8％込み）。そのディティールの美しさにルイス・ハミルトンのファンならずとも魅了されるだろう。

「ネイキッド・パーフェクション」 by ルイス・ハミルトン

BRUTALE 800 RR LH4

ヴァレーゼ – MV AGUSTAとルイス・ハミルトンのパートナーシップを真に特別にするものは何か？ 美とテクノロジーに対する共通の信念。F1サーキットまたは路上で、4輪または2輪で、モータースポーツ界最高峰のシングルシータークラスの世界チャンピオンと、独自のデザインで最新鋭のテクノロジーを誇るモーターサイクルメーカーが価値観やアイデア、プロジェクトを共有します。

DRAGSTER 800RR LH44及びF4 LH44の成功に続き、MV AGUSTAとルイス・ハミルトンが新たなモデルを開発するために再結成しました。前モデル同様、英国人ドライバーのイニシャルを配し、技術的かつ審美的な特性に溢れています。驚異の140hp、172kgのモーターサイクルを「BRUTALE 800 RR LH44」と命名しました。

最軽量エンジン、並びに逆回転クランクシャフトやEAS 2.0クイックシフターなど今日の量産バイクに導入された最先端の技術を搭載した最高峰ミッドサイズ・ネイキッドバイク。間もなく日本上陸予定、144台の限定生産。各バイクにはシリアルナンバーが刻まれ、鑑定書が付属されます。

BRUTALE 800 RR LH44の開発の起点として、MV AGUSTAとルイス・ハミルトンは3気筒ネイキッドのフラッグシップモデルであるBRUTALE 800 RRを選択しました。この新型ネイキッドバイクは、MV AGUSTAの特徴である最高にダイナミックな走りとデザインを求める方に最適なバイクとなります。

DRAGSTERとF4を基にした以前の2種類のモデル同様、BRUTALE 800 RR LH44は、ルイス・ハミルトンとMV AGUSTA・デザインセンター（CRC）との率直な意思疎通によるクリエイティブなプロセスの結果です。驚異的なレース結果のみならず、ルイス・ハミルトンは創造性、スタイル、ディテールへの拘りでもよく知られています。

CRCはデザインスタジオ以上の施設であり、デジタルシミュレーションや実用的なプロトタイプ製作を通じてエンジニアやデザイナーの想像力を育み、全ての新型MV AGUSTAに生命を吹き込むテクノロジーファクトリーです。これ以上魅力的で期待が持てるデザイン提携を想像することは容易ではありません。

黒、赤、白を配色したカラースキームは、ルイス・ハミルトンの象徴的なスタイルからインスピレーションを得ました。そのグラフィックはダイナミックなデザインを際立たせ、ルイス・ハミルトンのロゴと彼のレースゼッケンナンバーである「44」を纏っています。

この特別プロジェクトにおいて、MV AGUSTAは特別設計のカーボンファイバーパーツや独特なカラースキームグラフィック、エキゾーストシステムには超高温耐熱の極めて高価なセラミックコーティングを存分に使用する等、量産のネイキッドバイクには従来使用されたことがない新素材やパーツを採用しました。

また、軽合金ビレットを機械加工した部品も多数含まれています。人目を引くディテールには、ブレーキレバーやクラッチレバー、オイルタンクキャップも含まれます。エンジンオイルフィラーキャップのようなタンクキャップもCNC加工されています。オルタネーターガードやCNCクラッチカバーガードからも堂々たる存在感を放っています。

各バイクのインストルメントパネルのフェアリングに刻まれたシリアルナンバーが144台のリミティッドエディションの証となります。

諸元

■車両名／BRUTALE 800 RR LH44
■発売日／発売中
■メーカー希望小売価格／324万円（税8％込み）ABS装備
記載の税込価格は消費税率の改定等に伴い変更される場合があります。希望小売価格（リサイクル料金含む）には保険料及び登録に伴う諸費用、重量税は含まれておりません。価格及び仕様は、予告なく変更する場合があります。

お問い合わせ

MV AGUSTA JAPAN
TEL／0538-23-0861

リリース = 株式会社 MV AGUSTA JAPAN（2019年6月6日発行）

（バイクブロス・マガジンズ編集部）