【ヤマハ】エンデューロ競技用YZ-Xシリーズの2019年モデルを発表

掲載日: 2018年06月07日(木) 更新日: 2018年06月07日(木)
この記事は2018年6月7日当時の情報に基づいて制作されています。


YZ450FX

ヤマハは、エンデューロ競技用モデル『YZ-Xシリーズ』の2019年モデルを2018年8月28日(火)から発売を開始すると発表した。2019年モデルとしてラインナップに加わったのはYZ450FX、YZ250FX、YZ250X、YZ125Xの4モデル。

フルモデルチェンジしたYZ450FXは、エンデューロレースに特化したエンジンセッティングやフレーム&サスセッティングにくわえ、スマホなどでライダー自身が細かなエンジンセッティングができる新パワーチューナーを搭載するなど随所に大幅な変更と性能向上を実現している。YZ250FX、YZ250X、YZ125Xは、上位モデルとのリレーションを図ったカラーリング&グラフィックを採用した。

エンデューロ向け競技用モデル4機種の2019年モデルを発売

「YZ450FX」はスマートフォンなどでエンジンセッティング可能な新パワーチューナーを搭載

ヤマハ発動機株式会社は、124cm3~449cm3の排気量を揃えたクロスカントリー・エンデューロ向け競技用モデル「YZ450FX」「YZ250FX」「YZ250X」「YZ125X」4機種の2019年モデルを、8月28日より発売します。

フルモデルチェンジを行う「YZ450FX」は、モトクロス競技用のハイエンドモデル「YZ450F」をベースに、エンデューロレースでの表彰台を狙うモデルとして開発しました。主な特徴は、1)エンデューロレース専用に最適セッティングを施し軽快なハンドリングなどを実現するフレーム&サスペンションセッティング、2)エンデューロレースで求められる扱い易さ、高回転域での力強さを実現する専用セッティングを施したエンジン、3)スマートフォンなどでユーザー自身がきめ細かいエンジンセッティングを可能とする新パワーチューナーの搭載、4)路面状況などに応じて手元でエンジン特性を切替えられる「モードスイッチ」の採用、5)マス集中化を図りながら8.2Lの容量を備える樹脂製燃料タンクの搭載、6)プロテクション性に優れる新形状の樹脂製アンダーガードの搭載などです。

「YZ250FX」「YZ250X」「YZ125X」は、上位モデルとのリレーションを図ったカラー&グラフィックデザインを採用しました。

なお本製品は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、2018年6月7日から12月9日の期間限定で予約販売します。


YZ450FX

■名称/YZ450FX
■発売日
/2018年8月28日
■メーカー希望小売価格/105万8400円(税8%込み)
■カラー/ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)
■販売計画/500台(シリーズ合計/国内)
※YZ450FX/YZ250FX/YZ250X/YZ125X は、国土交通省の認定を受けていませんので、ナンバープレートを取得できません。また道路を走行できません。道路を走行すると道路交通法及び道路運送車両法の違反となります。私道、寺の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由に出入り出来るところは道路とみなされます。
※保証(クレーム)の対象外製品となります。

【2019年モデル「YZ450FX」主な特徴】
1)エンデューロレース専用に最適セッティングを施し軽快なハンドリングなどを実現するフレーム&サスペンションセッティング
車両重量は、2018年モデル比約3kg の軽量化を実現しました。フレームは、モトクロス競
技用モデル「YZ450F」と同一のバイラテラルビーム・フレームを採用。懸架の締結部の剛性
をチューニングし、エンデューロに求められる、しなやかな剛性バランスを実現。良好な接地
感と軽快なハンドリング、ギャップ走行時のダイレクトな路面状況の把握を可能にしました。フロントサスペンションは、アウターチューブを「YZ450F」と同一パーツとし、良好な接地感に貢献。シリンダー径も従来モデルの24mm から25mm に拡大しオイル流量を増加。リアサスペンションも、従来モデルよりも高い疲労強度をもつコイルを採用することで、従来比約350gの軽量化を行っています。

2)エンデューロレースで求められる扱い易さ、高回転域での力強さを実現する専用セッティングを施したエンジン
モトクロス競技用モデル「YZ450F」のエンジンをベースとして、エンデューロでの走破性・扱いやすさを照準に合わせて開発しました。吸気系と、FI・点火マップを「YZ450FX」専用にセッティングすることで、レースで必要な扱い易さ、高回転域で力強く伸び続けるパワー特性、良好なオーバーレブ特性を実現しました。また、セルフスターターシステムの電源は、「YZ450F」と同様に軽量なリチウムイオンバッテリーを採用しています。その他、2018年モデル同様、ラジエターファンも装備しています。

3)スマートフォンなどでユーザー自身がきめ細かいエンジンセッティングを可能とする新パワーチューナーの搭載
パワーチューナーにより、セッティング機能が大きく向上。専用アプリケーションをダウンロ
ードしたスマートフォンなどを操作することで、エンジンセッティングを行うことが可能です。エンジンマップを格子で示す「スロットル開度(%)」「回転数(r/min)」のポイントは、従来モデルの3×3から4×4に細分化、かつ、わかり易くビジュアルで表示します。また、各ポイントに設定できる値も任意で選択可能。それにより、狙いの回転域でのきめ細かなセッティングが可能となりました。その他にも、レースログや故障診断、リアルタイムでの車両状況チェックモニター、データのバックアップ機能も備えています。

4)路面状況などに応じて手元でエンジン特性を切替えられる「モードスイッチ」の採用
ハンドル左側には、エンジンマップの切り替えが可能な「モードスイッチ」を設けました。2ndマップはSTDマップに対して、ウッズやテクニカルな低速セクションでの扱い易さ・走破性を重視したセッティングを施してあります。また、STDマップ、2ndマップそれぞれに対して、パワーチューナーで好みに合わせたエンジンセッティングも可能です。

5)マス集中化を図りながら8.2L の容量を備える樹脂製燃料タンクの搭載
クロスカントリーレースでの給油回数を削減するため、容量8.2Lの専用樹脂製タンクを採用
しました。燃料ポンプをコンパクトにすることで、タンク中心から下方向に約2L分拡張(「YZ450F」比)し、低重心化・マス集中化を図りました。その結果YZ450F同様、自由度の高いライディングポジション、軽快な操縦性を確保しています。

6)プロテクション性に優れる新形状の樹脂製アンダーガードの搭載
外装の細部にまで熟成を行い、強度に優れる樹脂製のアンダーガードを採用。轍走行や飛び石によるフレーム、エンジン、ウォーターポンプ、ホースなどの損傷防止効果を高めつつ、スリムなフォルムにより轍に引っ掛かりにくく、かつ前輪からの泥入りも最小限になるよう配慮しました。

YZ250FX

■名称/YZ250FX
■発売日
/2018年8月28日
■メーカー希望小売価格/81万円(税8%込み)
■カラー/ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)
■販売計画/500台(シリーズ合計/国内)
※YZ450FX/YZ250FX/YZ250X/YZ125X は、国土交通省の認定を受けていませんので、ナンバープレートを取得できません。また道路を走行できません。道路を走行すると道路交通法及び道路運送車両法の違反となります。私道、寺の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由に出入り出来るところは道路とみなされます。
※保証(クレーム)の対象外製品となります。

YZ250X

■名称/YZ250X
■発売日
/2018年8月28日
■メーカー希望小売価格/73万4400円(税8%込み)
■カラー/ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)
■販売計画/500台(シリーズ合計/国内)
※YZ450FX/YZ250FX/YZ250X/YZ125X は、国土交通省の認定を受けていませんので、ナンバープレートを取得できません。また道路を走行できません。道路を走行すると道路交通法及び道路運送車両法の違反となります。私道、寺の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由に出入り出来るところは道路とみなされます。
※保証(クレーム)の対象外製品となります。


YZ125X

■名称/YZ125X
■発売日
/2018年8月28日
■メーカー希望小売価格/62万6400円(税8%込み)
■カラー/ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)
■販売計画/500台(シリーズ合計/国内)
※YZ450FX/YZ250FX/YZ250X/YZ125X は、国土交通省の認定を受けていませんので、ナンバープレートを取得できません。また道路を走行できません。道路を走行すると道路交通法及び道路運送車両法の違反となります。私道、寺の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由に出入り出来るところは道路とみなされます。
※保証(クレーム)の対象外製品となります。

[ お問い合わせ ]
ヤマハ発動機株式会社
カスタマーコミュニケーションセンター
TEL/0120-090-819

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リリース = ヤマハ発動機株式会社

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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