【改善対策】スズキ GSX-S125およびGSX-R125 計817台

掲載日: 2018年04月20日(金) 更新日: 2018年04月20日(金)
この記事は2018年4月20日当時の情報に基づいて制作されています。

国土交通省では、スズキが2018年4月19日に届け出たGSX-S125、GSX-R125。2車種 計817台の改善対策情報(540)を掲載している。

GSX-S125

■改善対策届出番号/540
■改善対策開始日/平成30年4月19日
■届出者の氏名又は名称
スズキ株式会社
代表取締役社長 鈴木俊宏
(問い合せ先/0120-402-253 スズキ株式会社 お客様相談室)
■不具合の部位(部品名)/車枠(フレーム)
■不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
フレームの塗装指示及びエンジン前側懸架ボルトの締付トルク設定が不適切なため、エンジンから発生する熱や振動等により塗膜が摩滅し、エンジン前側懸架ボルトの軸力が低下することがある。そのため、そのまま使用を続けると当該ボルトが折損し、最悪の場合、フレームが折損して走行安定性を損なうおそれがある。
■改善措置の内容
全車両、以下の改善対策を実施する。
(1)エンジン前側懸架ボルトの締付トルクを点検し、指定したトルク未満の車両については、フレームに亀裂が発生しているおそれがあるためフレームを交換する。指定したトルク以上の車両については、フレームのエンジン前側懸架部(左・右)の締付座面(内・外)の塗膜を除去する。上記いずれの場合においても、以下の(2)(3)を実施する。
(2)フレームのエンジン前側懸架部とエンジンの間(左・右)に、ワッシャを追加し、新品のエンジン前側懸架ボルトを、新たに設定したトルクにて締付けを行う。
(3)フレームのエンジン前側懸架部(左・右)における外観未塗装部に補修塗装を施す。
■不具合件数/0件
■事故の有無/無し
■発見の動機/海外市場からの情報による。
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメールまたは電話等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、その旨を点検整備記録簿に記載する。

【注意事項】
改善対策対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。

[ お問い合わせ ]
国土交通省
自動車局審査・リコール課
リコール監理室
TEL/03-5253-8111(内線42354)

リリース = 国土交通省

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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