【アプリリア】ユーロ4に対応したトゥオーノV4 1100 ファクトリーの受注開始

掲載日: 2017年03月01日(水) 更新日: 2017年03月01日(水)
この記事は2017年3月1日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = ピアッジオグループジャパン株式会社

ピアッジオグループジャパンが、ユーロ4に対応したネイキッドモデルの「トゥオーノV4 1100ファクトリー」の受注を全国のアプリリア正規販売店のRSV4取扱店で開始した。最新モデルでは、排気量の拡大、カウルやテールなどの外観の変更や新型ディスクブレーキの採用に加え、システム面でも更新がなされている。

Tuono
以下リリースより
2017年3月1日

アプリリア 2017年モデル(EURO 4対応)
TUONO 1100 Factoryの受注開始

ピアッジオグループジャパン株式会社は、アプリリアの2017年モデルとして、『TUONO V4 1100 Factory』(参考予定小売価格 1,998,000 円消費税込)を全国のアプリリア正規販売店のRSV4取扱店にて、受注を開始致します。なお、この度の商品アップデートで最大の特徴として、排ガス基準EURO4対応になり、日本仕様もEU仕様と同出力設定が標準となりました。

4度のワールドSBKチャンピオンに輝いたRSV4直系の、最も速く、最もスポーティなネイキッドとして、卓越したパフォーマンスレベルを達成するための新しい進化の段階がやって来ました。APRC、コーナリングABS、ピットリミッター、クルーズコントロールを備えた、先進のダイナミックコントロールパッケージを含む、新しい洗練された電子制御。真似のできない175HPを発生するV4エンジンは、素晴らしいパフォーマンスを一切犠牲にすることなくユーロ4承認を得ます。サスペンションとブレーキを改良しました。

Tuono

■名称/アプリリア TUONO V4 1100 FACTORY
■国内出荷時期/2017年6月頃予定
■参考予定価格/1,998,000(消費税8%込)
■生産開始月/2017年3月より順次予定
■受注開始日/2017年3月1日(水)
■ボディーカラー/スーパーポール
■既存モデルからの主な変更点
・排気量を拡大 (999cc→1077cc)
・EURO 4対応で、本国仕様と同じ出力設定が標準
・ヘッドライト及びフロントカウル形状の変更
・RSV4と同形状のテールデザインを採用
・TFTカラーディスプレー
・オーリンズNIXフロントフォーク
・新型Fブレーキディスクの変更(径320㎜→径330m)
・ブレンボM50フロントキャリパー
・ボッシュ 9.1MP コーナリングABSの採用
・新型エキゾーストシステム
・新型ECU及びAPRCシステムの更新
・クイックシフト(AQS)の更新(ダウンシフトの対応)
・クルーズコントロール及びピットレーンリミッターの追加

無敵です。これまで以上に。アプリリアのネイキッドシリーズは、これまでで最もアドレナリンを沸き立たせる効率的なバイクの1台として、長い間支持を集めて来たモーターサイクルファミリーの後継者です。長年に渡って一線級のレースで勝利を重ねて来たアプリリアのノウハウとTuonoの歴史に基づく経験によって、絶対的なパフォーマンスと精巧さを達成しています。それにより、サーキットでの素晴らしい走りと公道での多彩な楽しみを発揮する、カウリングを脱いで高いハンドルバーを装備した唯一スーパーバイクとして認知されました。Tuono V4 1100 Factoryは、より要求レベルの高いユーザーのための高級バージョンで、多くのコンポーネントをアプリリアRSV4 RFスーパーバイクから受け継いでいます。2017年モデルでアプリリアが提供する進化のステップには、これまでと同様、非常に目を引くファクトリー仕様の外装とグラフィックも含まれています。

Tuono

【完全に改良されたエレクトロニクス】
最も重要な革新は、APRCシステムを備え、常に「クラス最高」とみなされて来た、アプリリアTuono V4のオンボードエレクトロニクスに関係しています。アプリリア・パフォーマンス・ライド・コントロールは、ワールドスーパーバイクで勝利に導いた技術から直接フィードバックされた特許制御システムで、市場で入手できるものの中で最も完成された精巧なシステムです。新しいフルライドバイワイヤスロットルの電子制御と完璧に適合した、Tuono V4 1100に標準装備されている第4世代のAPRCは、スロットルボディの余剰な電子制御関連部品をすべて排除することで590gの軽量化を果たしています。慣性プラットフォームの配置変更によって、APRCはバイクの動きをより正確に検出できるようになり、さらに効率的な電子制御プロセスを実現しました。

Tuono V4 1100 RRと Tuono V4 1100 Factory APRCには以下の機能が含まれます。
・新しいATC:アプリリア・トラクション・コントロール。実用的なジョイスティックによって(スロットルを戻すことなく)8段階に即座に調整可能になりました。さらにファインチューニングを加えることでより効率の高い作動ロジックを実現しました。
・新しいAWC:アプリリア・ウイリー・コントロール。3レベルに調整可能。慣性プラットフォームの配置変更によって、新しい、より正確な動作プロセスを実現しました。ウイリーコントロールは、より実用的になった新しい左スイッチボックスによって、ATCと同様スロットルを閉じることなく即座に調整できるようになりました。
・新しいALC:アプリリア・ローンチ・コントロール。サーキットでのみ使用できる機能で、3段階に調整可能。より効率的な新しい動作プロセスが採用されました。
・新しいAQS:アプリリア・クイック・シフト。スロットルを閉じることなく、クラッチも使わずにシフト操作が可能な電子制御トランスミッションです。新たにシフトダウン機能も備え、クラッチを使わずにシフトダウンが可能です。アクセルを開けた状態でのシフトダウン機能は他に類を見ません。
・新しいAPL:アプリリア・ピット・リミッター。サーキットのピットレーンで許されているトップスピードを選択し、その速度に制限する機能です。公道上の定められた速度制限に簡単に合わせることもできます。
・新しいACC:アプリリア・クルーズ・コントロール。新しい電子制御により、スロットルに触れることなく設定されたスピードを維持でき、ロングツーリングで非常に便利な、先進のクルーズコントロールシステムが導入されました。

Tuono

新型Tuono 1100 V4シリーズには、Boschと共同開発された高度なマルチマップコーナリングABSシステムが装備されており、サーキットでのパフォーマンスを一切犠牲にすることなく、公道における最高の安全性を約束します。軽量コンパクトな躯体に精緻な機能を組み込んだ9.1MPシステムは、横加速度、フロントブレーキレバーにかかる圧力、ロール/ピッチ/ヨー角度、減速と安定性を絶妙にバランスさせるブレーキ動作の変化など、様々なパラメーターを常にモニターする専用アルゴリズムにより、ブレーキングとコーナーでのABS介入を最適化しました。新しいABSシステムは、突発的なブレーキングによるリアホイールのリフトを抑えるアプリリアRLM(リア・リフトアップ・ミティゲーション)システムとともに機能します。アプリリア専用の指標に従って微調整が加えられたコーナリングABS は、感度を3 段階に調整することが可能で、オフにすることも可能です。さまざまなレベルのライダーがベストな組み合わせを見つけ出せるよう、3種類のコーナリングABSマップは、それぞれ3つの新しいエンジンマップ(Sport、Track、Race)と組み合わせることができます。

3つのエンジンマップはすべて「フルパワー」ですが、アプリリアV4が発揮する175HPの出力特性と、エンジンブレーキの作動割合に違いがあります。カラーTFTデジタルメーターも、多彩な表示オプションを持つ完全なニュータイプです。選択できる2種類のスクリーンページ(ロードとレース、双方とも夜間およびバックライト付き昼間表示)は、多彩な表示項目に対応しています。スマートフォンを車両に接続することができるアプリリア・マルチメディア・プラットフォーム、V4-MPの新バージョンがオプションで用意されています。レースで行うのと同様に、分析のためにデータをラップトップPCにダウンロード(またはスマートフォンに直接表示)し、コーナー電子セッティング較正システムによって正確なコーナリングを提案します。新しいV4-MPには、スマートフォンのバッテリー消費を最小限に抑える新しい接続プロトコルが追加されています。さらに、コーナーごとに電子セッティングを管理できるよう、すでにマッピングされた豊富な回路の提供に加えて、アプリリアが提供したリストにない新しい回路をユーザーが取得することも可能です。V4-MPは、スマートフォンの音声コマンドと電話の着信/発信を管理する、アプリリアが新型Tuono V4で初めて導入した新しいインフォテイメントシステムを装備しています。

Tuono

【ユーロ4 エンジン。これまでと同様の刺激的なパフォーマンス】
Tuono V4 1100は、独特な特性を持つ65度V4エンジンを搭載した唯一のネイキッドです。幅の狭いV型構造は、重量を中心に集めてコンパクトなシャシーを実現するのに役立つ、前後長の極めてコンパクトなエンジンの製作を可能にしました。イタリアンV4の今回の進化で実施された変更は、ユーロ4認証を達成したことはもちろん、多くのライダーを魅了する素晴らしいキャラクターとサウンドを犠牲にすることなく、全体的な信頼性とパフォーマンスも高めました。そのパワープラントは、ダブル酸素センサーと内蔵バルブを持つサイレンサーを装備した新しいエグゾーストシステムを採用しています。新しいエンジンECUは、優れた演算能力によって最高回転数の引き上げを可能とし、従来型より500rpm高くなりました。最高の信頼性を確保し、同時に摩擦抵抗を減らすために、ピストンピンにはDLC表面処理が施され、コネクティングロッドヘッドは表面研磨処理されています。燃焼室の成形には、融合法ではなくより緻密に数値で制御された機械加工処理が用いられています。一方、トランスミッションには完璧なギアシフト操作を約束するリニアセンサーが装備されています。

Tuono

【新型RSV4 から受け継がれたサスペンションとブレーキ】
7度の世界スーパーバイクチャンピオンを獲得しているアプリリアRSV4譲りのフレームが生み出す、新型Tuono V4シリーズの抜群のハンドリングと安定性が認められるならば、それはブレーキとサスペンションに関する重要な情報を提供することになります。フロントのBrembo製ブレーキシステムは新型RSV4からダイレクトに引き継がれたもので、330mmに拡大された新しいステンレススチール製デュアルディスク、それを挟み込む新しいモノブロックM50キャリパー、それを作動させるハンドル上のラジアルマスターシリンダーで構成されています。アプリリアTuono V4 1100 Factoryは、油圧ダンパーとスプリングプリロードをフルアジャストできる、最新のOhlins NIXを装備しています。このユニットは、前モデルに比べて約400g軽量化されており、同じブランドのリアショックアブソーバー、ステアリングダンパー(同じく調整可能)と組み合わされています。

【バージョンとカラーリング】
Tuono V4 1100 Factory のSuperpoleグラフィックは、明るい独特な色遣いで、伝統的なアプリリアスタイルらしい明確な反体制的スピリットを持っています。Tuono V4 1100 Factoryは、洗練されたOhlins製サスペンションシステムのトリオと、RSV4譲りの素晴らしいテールカウル(2人乗り可能)によるスタイリッシュさで、技術的にも際立っています。Tuono V4 1100 Factoryは、リアにワイドな200/55サイズのPirelli製ディアブロ・スーパーコルサを装着しています。

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