【リコール】ヤマハ マジェスティS XC155 計20,166台

掲載日: 2016年11月30日(水) 更新日: 2016年11月30日(水)
この記事は2016年11月30日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 国土交通省

国土交通省では、ヤマハが平成28年11月29日に届け出た、マジェスティS XC155の計20,166台のリコール情報(3941)を掲載している。

以下WEBサイトより
2016年11月29日

■リコール届出番号/3941
■リコール開始日/平成28年11月30日
■届出者の氏名又は名称/ヤマハ発動機株式会社 代表取締役社長 柳 弘之
■不具合の部位(部品名)/(1)原動機(シリンダヘッドガスケット)(2)速度計(スピードセンサーの電気配線)
■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
(1)原動機において、シリンダヘッドの締付けが不適切なため、シリンダヘッドガスケットの気密性が低いものがある。そのため、高速走行等の高負荷時にシリンダヘッドガスケットの気密性が損なわれ、冷却水が燃焼室内に侵入して点火プラグが濡れ、最悪の場合、アイドリング時にエンストしたり、始動できなくなるおそれがある。
(2)速度計において、車速センサーの電気配線をブレーキホースに固定するクランプの取付け方法が不適切なため、ハンドル操作を繰り返すとクランプが正規の取付け位置からずれることがある。そのため、車速センサーの電気配線の配索が変わり、そのままの状態で使用を続けると、当該電気配線が屈曲し、最悪の場合、断線して速度計が作動しなくなるおそれがある。
■改善措置の内容/(1)全車両、シリンダヘッドガスケットを新品と交換し、シリンダヘッドを適切に締付ける。
(2)全車両、対策品のクランプを組み込んだ車速センサーと交換する。
■不具合件数/(1)47件 (2)81件
■事故の有無/(1)なし (2)なし
■発見の動機/(1)市場からの情報による。(2)市場からの情報及び国土交通省からの指摘による。
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメールで通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、車わく(車台番号打刻位置付近)にNo.3941のステッカーを貼付する。

>>国土交通省のリコール詳細情報はコチラ


[ お問い合わせ ]

国土交通省
自動車局審査・リコール課
リコール監理室
TEL/03-5253-8111(内線42354)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

このページの一番上へ

サイトのトップページへ

このページの一番下へ