【改善対策】スズキ アドレス110 計14,001台

掲載日: 2016年04月19日(火) 更新日: 2016年04月19日(火)
この記事は2016年4月19日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 国土交通省

国土交通省では、スズキが2016年4月19日に届け出たアドレス110 計14,001台の改善対策情報(492)を掲載している。

以下WEBサイトより
2016年4月19日

■改善対策届出番号/492
■改善対策開始日/平成28年4月20日
■届出者の氏名又は名称
スズキ株式会社 代表取締役 鈴木 修
問い合わせ先:お客様相談室 TEL/0120-402-253
■不具合の部位(部品名)/
(1)動力伝達装置(ナット)
(2)原動機(エアクリーナ)
(3)燃料装置(燃料ホース)
■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
(1)動力伝達装置において、ベルト駆動用のプーリの組付け方法が不適切なため、プーリの固定ナットの締付けトルクが不足しているものがある。そのため、走行中にナットが緩み異音が発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、駆動力を伝えることができず走行不能に至るおそれがある。
(2)車両製造工程において、原動機エアクリーナ内部にボルトが混入したものがある。そのため、走行中の振動等により当該ボルトがスロットルボデーへ移動し、最悪の場合、スロットルバルブにはさまり、原動機の回転数が下がらないおそれがある。
(3)燃料ホースにおいて、継ぎ手部(クイックコネクタ)の嵌合作業が不適切なため、クイックコネクタが正しく嵌合していないものがある。そのため、嵌合部より燃料が漏れるおそれがある。
■改善対策の内容
(1) 全車両、ベルト駆動用のプーリ固定ナットを規定トルクで締付ける。
(2)全車両、エアクリーナとスロットルボデーを点検し、ボルトを発見した場合は取り除く。
(3)全車両、燃料ホースの継ぎ手部(クイックコネクタ)を正しく嵌合する。
■不具合件数
(1)11件
(2)1件
(3)2件
■事故の有無/(1)、(2)、(3)無し
■発見の動機/(1)、(2)、(3)市場からの情報による
■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメールまたは電話等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、その旨を点検整備記録簿に記載する。

>>国土交通省のリコール詳細情報はコチラ

[ お問い合わせ ]
国土交通省
自動車局審査・リコール課
リコール監理室
TEL/03-5253-8111(内線42354)

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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