【MVアグスタ】F3 675日本仕様を一部変更し3月発売

掲載日: 2015年01月30日(金) 更新日: 2015年01月30日(金)
この記事は2015年1月30日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = 株式会社 MV AGUSTA JAPAN

MVアグスタジャパンは、3気筒エンジンを搭載する「F3 675」の日本仕様モデルを2015年3月から発売する。日本国内仕様としてARROW製カーボンサイレンサーを標準装備する。

F3 675
以下リリースより
2015年1月29日


新時代ミドルスーパースポーツモデルが仕様を新たに登場

■モデル名/F3 675
■希望小売価格(税8%込み)/1,706,400円
■発売予定日/2015年3月
■ボディーカラー/レッド/アゴシルバー、パールホワイト、マットアビオグレー

2010年のミラノショーでヴェールを脱いで以来、MVアグスタF3 675は、世界中のストリートやサーキットで、多くのファンを魅了しています。洗練されたMVICS(Motor&Vehicle Integrated Control System)プラットフォームを搭載するこのマシンは、リッタークラスのバイクと同等の、高性能シャシーと最先端テクノロジーを誇ります。

革新的な存在であるMVアグスタF3 675は、ストリートやサーキットにおいて極上のスリルを提供します。個性的な並列3気筒エンジンはさまざまな資質を備えていますが、中でもMotoGPマシンにも採用される画期的な逆回転クランクシャフトと、超軽量コンパクトなレイアウトが、F3 675を乗りやすく洗練されたスーパースポーツにしている大事な要素です。F3 675のパワーユニットを見れば、これまでのミドルクラスのエンジンと比較して、より先進的でよりパワフルだとすぐに分かるでしょう。先進の機械工学、極めて高度な材料と前衛的なエレクトロニクスを完璧に組み合わせた、コンパクトな並列3気筒エンジンです。そしてMVICSシステムが、中間排気量クラスとしては初めてのフル・ライド・バイ・ワイヤ、4つのエンジンモード切替、そして8段階のトラクションコントロールの搭載を可能にしました。

美しすぎるシャシーは、最大限のパフォーマンスと最適な剛性をもたらすために設計、開発され、あらゆるコンディションにおいて、同カテゴリーの他のバイクと比較して優れたフィーリングを獲得しています。MVアグスタF3 675のスタイリングは、存在感だけでなく、驚異的なパフォーマンスを持つ個性的なバイクとするために、「機能とデザインを完璧にバランスさせる」という、これまでのMVアグスタを特徴づけてきた哲学に沿って生み出されたものです。

F3 675

【エンジン】
F3 675が搭載する675cc 並列3気筒エンジンは、世界で最も多くの勝利を上げたレーシングマシンに敬意を払っています。これまでMVアグスタは数多くのレースや世界選手権に出場し、勝ち星を獲得してきましたが、それがこの3気筒という構成です。そして3気筒エンジンは、一流の技術的なソリューションと最高のパフォーマンスを提供するスーパースポーツとして現代に帰ってきました。信じられないほど前後長が短く、幅の狭いコンパクトなエンジンは、内部の構成部品をMVアグスタ独自の手法で組み立てることにより、驚くべき成果を達成しました。MVアグスタの3気筒エンジンは、79mmのボアと45.9mmの超ショートストロークという、極端なボア×ストローク比によって、驚くほどの回転域を有します。14500rpm で128hp 、10600rpmで71Nm(※本国仕様)のトルクを発生させ、レブリミッターは15000rpm。同一カテゴリーでトップクラスのスペックは、4気筒エンジンにも引けを取らないレベルです。また、逆回転クランクシャフトを採用することにより、ダイナミックバランスに磨きをかけ、電光石火のハンドリングを強化しています。軽量、コンパクト、そしてカテゴリーで最高のパフォーマンス。こうした特徴は、 MVアグスタF3 675 がスーパースポーツクラスで競い合うという夢を実現し、スーパースポーツの新たなベンチマークになるためのセットアップを施しています。軽さとコンパクトさに大きく貢献しているのは、シェルモールドという鋳造法によって作られた、シリンダー一体式のクローズドデッキ構造のクランクケース。そしてMVICSプラットフォームとチタンバルブの採用です。その他の個性的な特徴が、オイルと冷却水の流路の統合。オイルと冷却水のポンプとすべての流路はエンジンの内側に配置されます。これが最もパワフルなイタリア製3気筒エンジンの美しく、魅力的なアウトラインを実現しています。さらに2015年モデルでは、新たに日本国内仕様としてARROW製カーボンサイレンサーを新規に採用しています。

【電子制御】
これまでのミドルスーパースポーツの中で最も先進的な電子デバイスの採用が、F3 675の並外れたパフォーマンスに重要な役割を担っています。洗練された燃料噴射システムは、気筒ごとに2つのインジェクターを備え、50mmのスロットルボディーが燃料を供給します。F3 675は、このカテゴリーで初めて搭載されたMVICSシステムによって、エンジンが生み出す記録的なパワーと、あらゆるコンディションにけるコントロール性を獲得しました。ライダーは4種類のエンジンマップ(スポーツ/ノーマル/レイン/カスタム)を選択することができます。カスタムモードでは、ライダーの好みに出力特性をカスタマイズすることができます。また、MVICSシステムは、ダッシュボードのインターフェースを介して容易に管理できる、8段階のトラクションコントロールを実現しています。さらに2015年モデルでは、軽量コンパクトなBOSCH製9MP ABSユニットとRLM(Rear Lift-Up Mitigation)を新たに標準装備。ハードブレーキングによってリヤホイールが路面から浮き上がるのを防ぐRLMは、従来のABSと共に、潜在的な危険を回避するのに役立ちます。

【シャシー】
MV アグスタに乗るライダーたちは、彼らが優れたシャシー性能を持つ最高のバイクに乗っていることを知っています。F3 675もその例外ではありません。1000ccスーパーバイクの陰で、卓越したクオリティーを提供しています。真のMVアグスタの伝統が、スチール鋼管とアルミサイドプレートを組み合わせた高度なフレームワーク。コンパクトなエンジンをタイトに抱きかかえ、最大限に合理化されたスーパースポーツが作られました。エンジンのディメンションは、ピボット位置を前方に配置する非常に長い片持ち式スイングアームと、確かなトラクションとフィールを保障する最先端のシャシーの開発に必要な多くの領域をデザイナーに残しました。カテゴリーで新記録となる1380mmの短いホイールベースと、わずか173kgの重量は損われていません。多くのライダーがMVアグスタに期待するように、使われる構成パーツは最高品質の物ばかり。マルゾッキ製43mmのフロントフォークはフルアジャスタブル。ザックス製モノショックは別体式のリザーブタンクを備えています。ブレーキシステムは、ニッシン製ラジアルマスターシリンダー、ブレンボ製ラジアルマウントキャリパー、320mmディスクという、考え得る最高のパーツを装備しいます。バネ下重量を減少させる超軽量ホイールと相まって、F3 675の優れたハンドリング性能を実現しています。そして2015年モデルでは、LEDテールランプを標準装備。新たな光拡散システムの採用により、他車からの被視認性が高まり安全性が向上すると共に、リヤセクションの魅力をさらに引き上げています。

F3 675

※本国仕様車の情報を元にしており、日本国内仕様車とは仕様が異なる場合もございます。

[ お問い合わせ ]
MV AGUSTA JAPAN
TEL/0538-23-0861
FAX/0538-23-0862

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(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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