トライアンフ「スプリントGT」が発売

掲載日: 2010年07月05日(月) 更新日: 2013年12月11日(水)
この記事は2010年7月5日当時の情報に基づいて制作されています。

リリース = トライアンフジャパン株式会社


パシフィックブルー

トライアンフ ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区一番町、代表取締役社長:新井 文雄)より、先ごろ英国本社で発表された新型「スプリントGT」が2010 年9 月から発売される。スプリントGTは“スポーツツーリング”の中でも“ツーリング”の要素をより重視したニューモデル。スポーティなスプリントST をベースとして、燃料タンクから後方をすべて変更し、一方フロント部でも数多くのアップデートを行うことで、ライダーとタンデムライダー両者にこれまでにない魅力を感じさせる新しいマシンとなっている。

スプリントGT はニュースタイルの高性能リフレクター式ヘッドライトを採用し、従来のスプリントST のプロジェクター式ユニットよりも優れた配光を実現。斬新な内部固定式ミラーは高速走行時の視認性を高め、コクピットもよりシャープで現代的なルックスへと変更しながらも、特徴的な3 灯ライトのスプリントデザインはそのまま活かしている。また、コクピット内部で総合的な情報を示す3 眼式メーターパネルには、大径アナログスピードメーターとタコメーター、そしてオンボードコンピュータのディスプレイが装備され、ライダーは燃費、走行可能距離、走行時間、平均速度、時計の機能から表示を選択することが可能だ。

新設計のリヤホイールは同じ外観を持つスプリントST のホイールより1kg 軽量化。フロント、リヤともにブリジストンのデュアルコンパウンドBT021 を装着し、スプリントST で指定されていたBT020 と比べてより良いハンドリングと耐久性を実現。さらにスプリントGT はスプリントST よりも長いホイールベースとなり、満載状態であっても高い安定性を維持できるようになっている。サスペンションもアップデートされおり、リヤショックは新設計でソロまたはタンデムのライディングに合わせて簡単に変更できるリモート式プリロード調整機能を装備。軽量化とともに剛性を高め、さらなる耐久性を備えたブレーキディスクと新しいプレーキパッドの組み合わせにより、ブレーキの制動力が約10%向上している。

また、新しいエキゾーストシステムとECU の変更により、ピークパワーはスプリントST に対して5bph高められ、130bhp(@9200rpm)を発揮します。中速域でのさらなる力強さを目指してチューニングが施され、スプリントST 比で5Nm 高い108Nm(80Ft.lb)の最大トルクを1200rpm 低い回転数で発生し、スムーズな追い越し加速を可能にした。スプリントGT の6 速ギヤ比はスプリントST よりも7%高めに設定され、高速道路におけるさらに快適なライディングとツーリングでの経済性を両立している。

スプリントGT の車体色は、アルミニウムシルバーとパシフィックブルーの2 色が設定され、両サイドの31 リットルパニアとABS を標準装備。また、オプションのトップボックスには12V 電源ソケットも用意しており、快適なタンデムツーリングを楽しむことができるモデルとなっている。

発売日:2010年9月
メーカー希望小売価格:1,669,500 円(消費税込)
公式サイト:http://www.triumph.co.uk/japan/6160_6167.aspx

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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