【東京モーターサイクルショー2018出展速報】プジョーブース

掲載日: 2018年03月25日(日) 更新日: 2018年03月26日(月)
この記事は2018年3月25日当時の情報に基づいて制作されています。

2018年3月23日(金)に開幕した第45回東京モーターサイクルショー。フランスの老舗二輪ブランドのプジョー(PEUGEOT)が日本国内での正規販売を開始することに合わせてブースを出展した。プジョーは1898年からモーターサイクルを製造する歴史あるブランド。日本ではモペッドブランドのイメージも強いが、欧州ではスクーターブランドとして確固たる地位を築いており、EICMA(ミラノショー)では毎年巨大なブースを構えているほど。今回出展されたのは、ヘリテイジスタイルの「ジャンゴ125シリーズ」とスポーツスクーターの「スピードファイト125シリーズ」の2モデルだ。本国では様々な排気量をラインナップするが、まずは125ccスクーターで日本市場に切り込む。
ここからは、プジョーブースに展示された2モデルを紹介していこう。お洒落なブースにも注目!


フランスの街並みをイメージしたブースがお洒落なプジョー(PEUGEOT)。主力商品は125ccのジャンゴ(DJANGO)シリーズだ。


ドラゴンレッド、ビタミンオレンジ、ディープオーシャンブルーの3色展開のジャンゴ125エバージョン。スタイリッシュなデザインはファッションピープルにも歓迎されそう。価格は37万440円(税込)。


プジョーは1950年代にS55やS57と呼ばれるスクーターをリリースしていた。このジャンゴは、一世を風靡したそれらのシリーズへのオマージュとして誕生した。


フロントからリアにかけてのボディラインは1950年代〜60年代のスチールモノコックスクーターを思わせるクラシカルなものだが、ヘッドライトやテールランプにはLEDを採用するなど、現代的な装備も身につけている。


バネ式のフロントキャリアもお洒落。革製のバッグなどを積むと似合いそう。


エンジンは強制空冷のOHC2バルブ124.6ccで、最高出力7.5kW・最大トルク8.9Nmを発生。前後12インチのホイールはデザインも凝っている。


給油口はフロントパネル左側に収まる。右側は小物入れとなり、12V電源ソケットを備える。


肉厚のセパレートシートはタックロールとパイピングがスタイリッシュ。ライダーシートの下はラゲッジになっており、ジェットヘルメットなら収納できるサイズ。


ジャンゴ125S。マットブラックのボディに専用グラフィック、シングルシートを装備してスポーツイメージの1台。価格は38万1240円(税込)。ジャンゴシリーズにはこのほか、ジャンゴ125ヘリテイジ、ジャンゴ125アリュールを用意。全4種のラインナップとなる。


プジョーといえばこうしたスポーツ系モデルを思い浮かべる人も多いかもしれない。こちらはスピードファイト125。ホイールは前後13インチで水冷エンジンを搭載する。価格は36万720円(税込)。ほかに専用グラフィックを持つスピードファイト125 R-CUPを用意。全2種のラインナップだ。


ブースの一画には、欧州のSHIROヘルメットのブースも。日本ではなかなか見られないデザインのヘルメットが並ぶ。隅々までデザインにこだわったスタイリッシュなブースだった。

 

(バイクブロス・マガジンズ編集部)

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